カレーパン先生の ブログ
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謹賀新年
2018.01/15 (Mon)
大変ご無沙汰してしまいました。新年のあいさつをするような日付けでもないですが、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨日、新年最初の笠岡教室開催となった。
恒例の新春詰将棋、K田氏からの年賀状などを紹介した。
それと、指し初め式も行った。
生徒のみなさんには、また新たな気持ちで将棋に取り組んでもらいたい。
小学生名人戦、教室交流戦などにも、積極的に参加してもらいたい。
今のところ、交流戦への申し込みは6名。
出足が悪く心配していたが、ここへきて人数が増えてきた。
参加予定のみなさんには、それまでしっかり練習して、成果を大会で試して欲しい。
小学生名人戦の方は、教室活動日と重なってしまい見に行けないが、交流戦は私も現場に行くつもり。
わが教室生徒の活躍を楽しみにしているところである。(完)
本年もこども将棋活動終了。
2017.12/26 (Tue)
昨日の、いや、もう一昨日であるが、こども教室ダブルヘッダーをもって、今年の教室活動は無事終了した。今年は、藤井聡太四段活躍の影響もあったのか、笠岡教室では問い合わせが多く寄せられた。
教室の定員は20名。
年度始めにはやや抑えめの15人前後で始まって、途中入会、途中退会者などの動きがあり、終わってみれば定員ギリギリくらいには増えている、というのが例年のパターンである。
ところが今年は、夏を過ぎたあたりで定員いっぱいとなり、それ以降も問い合わせが有った。
せっかく問い合わせをいただいたのに申し訳ないが、その方々には見学は構わないけれど、今年度の受講は遠慮いただくということにあいなった。
この調子だと、来年度の申し込みはいきなり大きく定員を越えるかもしれない。
そうなると、受講出来るかどうかは抽選で決める、という規定がある。
しかし、あまりに受講できないヒトが多く出るのはもったいないので、受講時間をずらして2クラス制にすることも視野に入れている。
初心者クラスと初級中級クラス、といったイメージである。
うーん、そうなると、第4日曜はトリプルヘッダーになっちゃうなぁ…。
さて、年末恒例となりつつある、鉄道の旅に明日から、いや今日の早朝から出かける。
気をつけて、行って参ります。
青春18切符と、おとなびでの新幹線を併用、楽しみである。
ちなみに、今回の青春18切符は、5枚のうちすでに1枚を使った。
廃線間近の三江線に、日帰りで乗ってきたのである。
すでに、三次から江津へ向けての便は、何年か前に乗ったことがある。
この度は、江津から三次へ向けての便に乗った。
もう、これで乗り収め、私の「三江線ファイナル」である。
まずは井原線から伯備線を経て山陰本線というルート。
山間区間では雪が降りしきり、これが実に美しい風景であった。

また、思いつきから事前に調べて、安来駅からは無料のシャトルバスで、足立美術館にも立ち寄った。
これが、実に素晴らしかった。

また機会があれば行ってみたいし、まだ行ったことが無い方には是非おすすめである。
三江線は、通常なら1両編成での運行であるが、今はずいぶん客が増えていて、2両や3両の列車が登場しているようだ。
今回私が乗ったのも、2両編成。
いやぁ、良かった。
やはり少し雪が降っていて、車窓の風景は実に美しかった。
雄大な江の川沿いを走る姿は、外から見ても絵になることだろう。
もちろん自分は車内だから、その勇姿は想像するしかないのだけれど。
三江線ファイナル、充分に堪能した。
ちなみに三次からは福塩線。
府中行きの最終便になるのだが、始発の三次で私を含めて乗客4人、1両編成。
次の八次駅で外国人男性ばかりで6~7名が大量買い出しの風情で乗り込み、三良坂駅で始発からの3人が降り、吉舎駅で外国人が皆降りた。
ん?、ってことは、車内を見渡すと、やはり乗客は私だけになっていた。
おお、これで、府中まで私の貸し切り列車かもしれんな。
とっぷりと日も暮れて、ちらちら雪の降る山間部の路線、やはり誰も乗ってこなかった。
うーん、福塩線、芸備線、木次線。
三江線の次には危うい路線が、山間にはたくさんあるのかなぁ、と感傷にふける旅の収束であった。(完)
笠岡放送にて放映
2017.12/16 (Sat)
おなじみ、いや、地元の方々にはおなじみ、ケーブルTVの笠岡放送にて、先日取材に来られた時の様子が放映された。講義の様子、対局風景、こどもたちへのインタビュー、ごく自然な感じでなおかつ元気の良さも伝わってきて、なかなかの仕上がりであった。
また、やはり一番気になるのは、自分へのインタビューのシーンである。
その時は緊張もありしどろもどろだったかなぁ、と心配していたけれど、意外に落ち着いて返答していて、これもうまく編集してくれたのだろう、という印象だ。
女性アナウンサーと生徒3人とのどうぶつしょうぎ対決、これは楽しみにしていた。
取材当日は、対局場を別に用意したために見ることが出来なかったのだ。
ふむふむ、なるほど。
勝敗の結果だけは知っていたが、こういう内容だったか。
どうぶつしょうぎの棋譜は、段目は数字、筋はABCのアルファベットが盤に書かれていて、いわばチェスのような表し方をするようだ。
しかし、今回の放映では、「1三キリン」とか「2二ぞう」など、将棋風の表現でのナレーションが入っていた。
そして、最強の刺客S田原くんの対局では、女子アナに「ハンデを…」と懇願されて「では、キリン落ちで…」という噂通りの場面が出現。
これかぁ。
どうぶつしょうぎで駒落ちの上手は、将棋ではどれくらいのハンデに匹敵するのだろうか。
間違いなく相当大きいはずだが、それをモノともしないでS田原くんが勝利。
ただし、手数は30手を越え、どうぶつしょうぎとしてはかなりの長期戦となっていた。
やはり、形勢を挽回するのに手数を要したのであろう。
さて、この番組を見る人が、そんなにたくさんいるとも思えないが、何かしらの反応、効果があることを一応期待している。
(今のところ、まだ何にもリアクションは無い…。)(完)
女子アマ王位戦岡山大会⑫
2017.12/03 (Sun)
再掲8図。秒読みに追われながらも、後手は先手玉を見事に仕留めた。

(再掲8図)
再掲8図以下、△5八桂成▲3九玉△4八金▲2八玉△3八金▲同玉△4八成桂▲同玉△5九銀(投了図)まで。
途中、当然ながら△4八成桂がうまい手で、きれいな詰み。

(投了図)
うわ、改めて投了図を見たら、馬捨てて金だから、持ち駒がピッタリ足りていて本当に美しい。
途中までは、後手圧勝かと思いきや、先手のがんばりで大逆転。
そして、最後にまたどんでん返しが待っていた。
敗れたY川さんには残念であったが、苦しい将棋をよくひっくり返し、実力は充分に示してくれた。
また、次の機会にはがんばってください。
M嶋さん、代表おめでとうございます。
12月17日の全国大会でのご活躍を期待しています。(完)
女子アマ王位戦岡山大会⑪
2017.12/02 (Sat)
7図は、▲6七金と質駒の銀を手に入れた手に、△同馬の局面。次の一手は銀か角か…。

(7図)
7図では、5一に銀か角を打つ筋があり、△同金と取ったら▲同竜から▲6一金~▲5二金捨て、という手順で詰みである。
最初の▲5一斜めに△同金と取ってくれるなら、斜めは銀でも角でも構わない。
しかし、▲5一斜めは銀だと△3二玉で詰まない。
▲5一角△3二玉なら▲4一銀△同玉に▲3三角成がある、という寸法だ。
そうかぁ、この筋で詰みなら一番きれいな勝ち方だなぁ、と感心していたのだが。
7図以下の指し手は▲3二金であった。
あれ?詰将棋みたいな筋だけど、これでも詰むのかな?
思わず身を乗り出したのは、前述の通り。
▲3二金に△同玉なら▲4一銀から詰みか。しかし、△同銀だと?

(8図)
7図から▲3二金△同銀に予定変更で▲6二と。
うわー、やっぱり詰まなかった。
これは許してくれないだろう。
再逆転、秒に追われながら、後手のM嶋さん、詰みを読み切った様子である。(続く)
