カレーパン先生の ブログ
ホーム » 一般大会 » Entry
山陽アマ名人戦⑤
2021.02/22 (Mon)
今更感満載ながら、当時の観戦記を。準決勝H仁-I口戦は、前回記事の通りH仁氏勝ち。
もう一局は、M上-T内戦である。
T内氏、見かけない顔だがそれもそのはず、広島からの参戦である。
これを含めて、あと2局。
このあとの決勝戦も見て帰るつもりであったが…、結局断念して帰ることになる。
そのあたりのことは、またあとで。

(1図)
T内氏は、根っからの振り飛車党のようである。
準々決勝の将棋も少し観戦したが、居飛穴相手に美濃囲いで快勝していた。
対するM上氏、何でも指せるが、本局は居飛車である。
5筋の位を取ってから持久戦を目指し、じっくりやろうというのがM上氏の趣向か。
しかし、1図の銀上りは大胆に見える。
この放駒親方には、行きたくなります。
▲8五歩△同歩▲同飛△同飛▲同桂△8二飛▲8六歩△8四歩(2図)

(2図)
ここで、▲9三桂成△同香▲9六歩。
確実な9筋攻めを見せて、後手の焦りを誘うのが先手の読み。
後手の陣形はバラバラ事件、振り飛車党の私は、先手持ちの分かれである。
しかし、居飛車党や受けが好きな人は、後手を持ってやりたいのかもしれない。(続く)
スポンサーサイト
