中国名人戦 岡山県予選⑥

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捌きの収支決算を見よ。

今から言う事は私がいつも読みを入れる
時に常に気にしていることである。

2図(△4五歩と突いたところ)と
4図(△4六歩と取り込んだところ)を
比較して欲しい。

先手は何を失い何を得たか?
後手は何を失い何を得たか?
これは非常に重要なことであるが、

先手の得たものは、①香を先に取った
以外見るべきものは無い。
(厳密にいえばお互いの桂の位置が
どうか、という話はあるが。)
ところが後手は、①お荷物の飛車が
捌けた②先に△4六歩と歩切れを解消
③飛車交換になったことで、▲5八金の
浮き駒を狙える、というメリットを得ている。

収支決算的に見れば、明らかに後手の
得たもののほうが大きい。

こういった目で先手から4図を見ると、
「得たものより失ったもののほうが大きい」
という判断になり、「馬を引き付けて粘る」
というのが正しい判断、ということになる。

H仁君には、若さゆえにこういった判断に
甘さがあるようである。

いやもちろん、あの若さでこうした正しい
判断ができるようになれば「手に負えない」
という話になるんですけどね(笑)

Comment by: たぬたぬ先生  | 2016- 07-01 | 編集