カレーパン先生の ブログ
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アマ名人戦笠岡地区予選①
2018.06/30 (Sat)
昨年は、参加者が少なく、A・B・こどもの部合わせても30名を切った。今年は幸い、計39名と、昨年よりは増加した。
立場上、選手としてよりも、運営側として大過なく成功させる、という意識の比率が年々増している。
その意味で、今年の参加者回復傾向には、ホッと胸をなで下ろしているところである。
こどもの部、11名参加、5回戦、笠岡教室のS田原君が優勝、K田君が2位。
戦前の予想で、共に中学1年であるこの二人が優勝候補で、どちらかが勝つのだろう、とは思っていた。
この二人、2回戦で早々に当たってしまったが、スイス式で終わってみればやはり実力通りと言える結果となった。
3位にニイヤマ教室のM島君が入り、これは小3ながら健闘した結果と言えるだろう。
B級、15名参加、4回戦、昨年こどもの部で優勝した小6のI井君が、この一般クラスに挑戦した。
進境著しく2位に入る健闘で、予想以上のすばらしい結果である。
A級、13名参加、4回戦。
結果は、私が幸いした。
本当に幸運、3回戦は自玉に5手詰のある局面が出現。

頭に金を打たれたら、△同玉とだけ指して、次の銀を打たれらどこに逃げても飛車打ちまで、なので、▲2三銀を打たれたところで投げるつもりで気息を整えていた。
すると、秒に追われた相手が、王手ではない▲1一飛を打ち込んできた。
ありゃ?それなら一応受けようか。△2二金。
これでも先手玉には余裕があり、▲2三銀と普通にかぶせられて負けそう。
一見、△4五角から銀を抜いて粘れそうだが、後手のその角は6三から動くと今度は4一の支えが無くなって、寄りである。
相変わらず勝ち目は薄いのだけれど、▲2三銀も逃してくれて、▲2一馬!?
ありゃりゃ?このあと飛車まで切って来られて、ありゃりゃりゃ…。
そんなに渡してくれたら、元気が出ますがな。どうも、秒に追われてあわてられたようだ。
指し続けているうちにこちらの持ち駒が増えて、完全に逆転した。

(投了図)
ひどい将棋であったが、なんとか拾って3勝となり、予選通過が確定。やれやれ。
冒頭に述べた通り、運営の心配の方が大きく、ここでB級の表彰など済ませて最終4回戦=決勝戦に臨んだのであった。
県大会は、選手として出るだけなので、その意味では気が楽である。
一局でも多く指せるように、がんばりたい。(続く)
