カレーパン先生の ブログ
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王位戦第2局、前夜祭に参加。③
2017.08/28 (Mon)
ブログ更新が遅々として進まない状況。まぁ、以前からこれくらい間が空くことは、よくあることなのだが、今は特に家族の事情で、私が家のことをする時間が大幅に増えている、というのが主たる理由。
うーん、このテーマでの記事、すでに王位戦は明後日…、いや、明日から第5局であり、第2局のことなどいにしえの出来事になりつつあるのは気になるが、とにかく進めていこう。
それにしても、強い。
菅井先生のことである。
第4局では、相振り模様から手損承知で飛車を居飛車に戻し、玉形も薄めながら、ほぼ完勝の内容と見受けた。
タイトル奪取の可能性が非常に高くなっているが、巻き返されてそわそわする前に、なんとかすんなり決めて欲しい。
ちなみに、明日…いや、すでに今日の前夜祭には、乗り鉄がてら日帰りで徳島に出向く予定。
しばしの現実逃避を兼ねた旅行、楽しみにしているところ。
博多駅構内のビル、前夜祭会場に着いてみると、ちょうど竜棋会メンバー4名(F原会長、O沢親分、T中氏、Y村氏)と遭遇。
第1局の三重にも会から何名か参加されていたらしいから、福岡にて同様に参加があっても不思議は無かった。
まだ開会までには時間の余裕があり、会場内も閑散。
バイキング形式ながら、立席ではないようで、ごく自然に料理から近い席を陣取ることになったのは幸運。
そうこうするうちに、さらに2名(O智氏、K村副会長)が追って到着。
これで、8人掛けのテーブルが7名竜棋会会員、そしてさらに、長崎在住の会員I川氏が同席して、結局一つのテーブルを会のメンバーがちょうど8名で占める結果となった。
開会、前夜祭はつつがなく進行した。
羽生王位のあいさつはさすがによどみが無く、将棋だけでなく、こういう場での場慣れ、百戦錬磨を印象付けた。
しかし、菅井先生も、解説など人前でしゃべる機会も増えて経験を積まれており、今回のあいさつもとても良かった。
プロデビュー当時は、緊張してうまくあいさつ出来ないこともままあり、こちらもハラハラしながら見守る場面も多かったが、今ではそんなことはほとんど無くなっている。
ひと通りあいさつも終わり、乾杯、歓談の時間。
両対局者の前に、ひとことお話をしよう、あるいは一緒に写真を撮ろう、というファンの列が形成された。
…さすがに、列の長さは比較するまでもなく一目瞭然、羽生先生の方がずいぶん長く、まさに長蛇の列。
「これはいかん」とばかりに、我々応援団がみんなで菅井先生のそばに駆けつけた。
列に加わっている間に、ダジャレ王豊川先生と名刺交換するチャンスに恵まれた。
少し話をしていたら、ありゃ、すでに竜棋会メンバーが菅井先生を囲んで記念撮影の態勢に入っていた。
私も撮影の輪に加わるよう促され、豊川先生との会話はそこそこに切り上げて、撮影に加わった。
豊川先生からひとつでもダジャレを直に聞きたかったが、それはかなわず、残念。
その他、青野先生、安食女流などとも名刺交換を果たした。
森下先生もおられたが、すでに名刺は持っているので、今回お声を掛けることはしなかった。
その後、安食女流、青野先生、豊川先生らによる、今後の展望など含めたトークショーが行われた。
そして、開会から約1時間半くらいで、前夜祭はお開きとなった。
色紙や扇子が当たるお楽しみ抽選、といった企画が無かったのは少し残念ではあったが、実に楽しいひとときであった。
この第2局も菅井先生の快勝となったのは、周知の通り。
行きは在来線オンリーで9時間くらいかけてきた道のりを、帰りは新幹線利用にて2時間くらいで無事帰宅したのであった。(完)
