カレーパン先生の ブログ
ホーム » Archives : 2015-12- ホーム » BackNumber
エントリー目次
年末乗り鉄旅行④
2015.12/31 (Thu)

三次駅停車中の「石見川本行」ワンマン車両。
これに30名ほど乗り込み出発した。

三次駅の駅名標。右方向矢印「やつぎ(八次)」は、芸備線上り方面。
左方向の一つ「にしみよし(西三次)」は芸備線下り方面。
そして、もう一つの左方向「おぜきやま(尾関山)」が、これから向かう三江線下り方面

途中、昼休憩の停車駅とも言える、「石見川本駅」の駅舎風景。

石見川本駅の駅名標。

石見川本駅における、「神楽キャンペーン」の駅名標。
三江線全ての駅に、こうして石見神楽の演目を記した駅名標も掲げられている。
地元の行政・住民など一体となって、三江線の活性化に尽力されていることがわかる。
石見川本駅周辺にも、昼食ができる店は少しはあった模様。
半数以上の方は、そのあたりの飲食店を利用したようだ。
私は、三次駅前の観光案内所兼おみやげ店のようなところで売られていた、三次名物という「唐麺巻き」なる食べ物に興味が湧いて購入。昼食としてこれを準備していた。
列車の中で食べる展開も視野に入れていたが、思いの外乗客が多かった上に、ベンチシートタイプのところに座ったこともあり、石見川本駅での休憩時に食べることに決めた。

巻き寿司の、酢飯の代わりが「唐麺」。
唐麺は焼きそばに使われるような蒸し麺であるが、生地に唐辛子が練り込まれているようだ。
芯の部分にはキュウリ、だし巻き卵、シーチキン。
外側はもちろん焼き海苔であるが、その内側に極薄の薄焼き卵も使われているのが、細かい仕事と感じた。
食べる場所、ちょっとどうしようかなぁ、というところ。
駅の待合室は、私と同様昼ご飯を準備している人が、すでに何名も使用していて、ちょっと入りにくかった。
ふと気がつくと、これから向かうのとは反対車線の、陸橋渡って向こう側のホームに待合室があり、そこが無人であった。
こりゃあいい。

ちょっと歩いて、わざわざ階段も上り下りせにゃならんが、今あそこに入ってしまえば、大変広い個室として贅沢に使えそうではないか。
小屋の中であるが、ベンチはやや風雪にさらされた感もあった。
さっき駅でもらった「周辺案内マップ」が、シートとして大活躍。
その上に座って、おお、しめしめ、快適だ。
ちなみに「唐麺巻き」の味であるが、辛いモノ好きを自負する私には実に美味であった。
前日、ちょっと飲み過ぎた感もあったので、この日は控えようかと思っていたが、思うだけになってしまったのは言うまでもなく、ビールに缶酎ハイが進むのであった。(続く)
