カレーパン先生の ブログ
将棋に関する話題(こども教室、将棋大会、イベントなど)を紹介。その他日常の出来事なども気の向くままに。
最新記事
支部名人戦・支部対抗戦 県予選⑨
2022.07/17 (Sun)
この記事、まだ完結していなかったですな。後手が気持ちよく桂を跳ねた局面から。

(5図)
5図以下の指し手は、▲6五同銀△同金▲7一角△7六金▲4四角成△7七金▲同桂△6六角。(6図)
穴熊が遠い、堅い。

(6図)
6図以下、▲3八玉△7七角成▲8九飛△6七馬に▲7八歩の怪しい粘りだが、△7二飛とあくまで冷静。
以下、手堅い寄せで後手の快勝となった。(完)
アマ名人戦県大会①
2022.07/11 (Mon)
アマ名人戦の県大会に行ってきました。結果は、優勝I口君、準優勝A瀬君の二人が代表になった。
棋力は二人とも相当なモノであるが、二人ともまだ10代と思われるので「君付け」呼称にはご理解を。
私は、ふたつ勝って次を負け、3回戦敗退。
トーナメント表を見ると…、これと同じパターンでベテランN氏も3回戦敗退。
たぬたぬ先生は1回戦シードでひとつ勝って次を負けの3回戦敗退。
O内氏も、たぬたぬ先生と同じパターンの3回戦敗退。
N科氏は1回戦シードの次に負け、2回戦敗退。
T岡氏は1回戦敗退、このふたり期待の若手であるが今回はそろってイチコロだった模様。
最後まで残ったのがO島氏、1回戦から3つ勝って次負けの4回戦敗退。
我が支部からはこのベスト16が最高成績となった。
仲間内で大会参加に積極的なメンバー、今回はオジさんのチームワークが良かったか。
来年以降、また予選の形態が変わる可能性があり、どうなるか見えないが、またこのメンバーで上位を目指す空気は継続していきたい。
図面の紹介は、また次回以降に。(続く)
アマ名人戦県大会の予選
2022.06/29 (Wed)
昨年は、県内を二つに分けたこの予選、今年は3地区に分けて行われた。コロナ禍により、めまぐるしく予選の形態が変化していく。
来年はどうなるのか、私は元の形に戻るのが望ましいと思っている。
笠岡地区予選を開催できればこどもの部を設けるので、地元のこどもたちは参加しやすい。
もっとも…、商工会議所からの補助をいただけるという、打算的、現実的な理由もあるのだが。
そういえば、今年は笠岡の花火大会も復活する。
補助をいただく代わりに一口花火の寄付をするのが、恒例となっていた。
こちらの笠岡地区予選はない、花火大会もない、ということで、2年間商工会議所を訪ねることがなかった。
今年は、花火の寄付を3年ぶりにさせていただいた。
いつか、笠岡地区予選が復活したときに備えての布石…いや、打算まみれの横道にそれた話はこのくらいにしておこう。
さて、今回はA級B級ともに、予選通過枠の数よりも参加者が少なかったため、参加者全員通過という拍子抜けの情報が、開会式前から流れてきた。
指す前から、仮に4連敗でも予選通過がわかっている、というこれまで経験のない状況下であったが、それでもみなさん(私もだが)将棋が始まればいつもと変わらぬ熱戦が繰り広げられた。
優勝は、T山氏。相手は若手のS原君。
N科君がたぬたぬ先生との同支部対決、3位決定戦を制した。
私は、2勝2敗で指し分け。
気が向いたら、局面紹介します。(続く…かも)
今年は菅井杯があります!!
2022.06/16 (Thu)
コロナで開催を見合わせていた菅井杯。今年はやることになりました。
ただ、制約はかなりありますので、要項をよく読んでから申し込んでくださいね。
菅井杯の要項
私は、今回も運営のお手伝いをいたします。
人数も限られて、盛会にはなりにくそうですが、それでも皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
(完)
支部名人戦・支部対抗戦 県予選⑧
2022.05/21 (Sat)

(再掲2図)
再掲2図からの指し手は▲6八飛。
次に▲5四歩~▲5五歩の狙いで、その時に6五の地点を支えている。
反面、銀を渡すと割り打ちの懸念があるし、角を2四に活用された場合も味の悪い位置だ。
そして、本譜はそれが二つとも現実のモノとなる…。
▲6八飛を見て、後手が△8六歩から攻勢に出る。
以下▲同歩△7五歩▲同銀△5五歩▲4四歩△同銀▲6四歩に△5四金で3図。
手順中、▲4四歩は取り込まないで▲6四歩の方が良かったか。
その形なら歩成は許せないだろうから、後手も歩か銀か、どちらかで取るしかなさそうだ。

(3図)
3図の最終手、この△5四金が実に良い手であった。
▲6三歩成に△6五桂を見せられては、先手の手が難しい。
本譜は、3図から▲5二歩。
取ってくれれば歩成が飛車に当たってうまいが、幸便に△2四角と活用された。
以下、▲7四銀で連絡の外れた桂を取りに行った手に、後手は△5六歩から猛攻。
ここで、後手がはっきり優勢となった。

(4図)
4図。心配だった割り打ちも実現した。
ここで、手としては「両取り逃げるべからず」で7三の桂を取るしかない理屈、ただ、それでも形勢は後手が良いことに変わりはなさそう。
本譜は、4図以下▲8八飛△4八銀成▲同玉に△6五桂と、桂を跳ね出されては大勢決した。
こんなに気持ちの良い桂ハネを食っては、先手は戦意喪失したに違いないが、そんな素振りは見せずに指し続けるO内氏であった。(続く)
